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抜かない矯正治療 歯列矯正装置の種類と症例

  1. 中切歯
  2. 側切歯
  3. 犬歯
  4. 第1小臼歯
  5. 第2小臼歯
  6. 第1大臼歯
  7. 第2大臼歯
  8. 第3大臼歯
検査
内容:歯型取り、レントゲン、写真
咬合圧・口輪筋の測定、模型の分析


矯正装置の種類

1.側方移動(平行)
顎が全体的に萎縮しているケースは、顎全体を横に広げて、歯の並ぶ正しい大きさにしていきます。


拡大前


拡大後


2.側方移動(平行)
臼歯部の咬み合わせが良好な状態で、前歯部だけが萎縮しているケースは、前歯部のみ広げたいので、扇状に拡大します。
顎全体を拡大すると、臼歯部の咬み合わせが悪くなります。
※ただし、臼歯部の咬み合わせが良好でも、上下を一緒に拡大する場合は、ファンタイプではなく、平行側方になります。


拡大前


拡大後


3.前方移動
犬歯の生えるスペースがなかったり、前歯が反対に生えている(反対咬合)ケースは、前歯を前方に押し出します。
部分的な移動も可能です。(《例》2|2前方移動など)


拡大前


拡大後


4.後方移動
大臼歯(6)を後方に移動させることにより、スペースを作ります。
スペースが確保できたらボタン+ゴムを利用して小臼歯を後方に移動させます。
側方移動や前方移動を使用しても、まだ犬歯の生えるスペースが足りない時や、上下の咬み合わせの関係でそれ以上拡大できない時、部分的にスペースの足りない時に使用します。


拡大前


拡大後




5.閉鎖型(並べる装置)
拡大していってスペースを作った後に、2~2の歯を並べる為に使用します。
唇側と舌・口蓋側の2つのワイヤーで挟むことにより、アーチの形に並べます。

※場合によっては閉鎖型ではなく、ブラケットをつけてのワイヤー矯正になることもあります。
早く、きれいに並ぶので、歯軸がずれている場合だけでなく、希望によりブラケットをつける場合があります。


ブランケット


6.咬合斜面板
下顎が後ろに下がっている場合に使用します。
出っ歯に見えても、下顎が後退しているだけの時もあります。
つけることにより下顎が前方にスライドし、正しい位置になります。
その位置で安定させる為に、できるだけつけてもらい、食事もつけたまましてもらいます。


7.保定装置
保定装置とは矯正装置によって、歯並びと咬み合わせを整えた後に使用する装置です。
矯正装置は、歯や顎を動かすための装置ですが、保定装置は、矯正装置をはずした後に、移動した歯が元の位置に戻ろうとする「後戻り」を防止するために使用する、『歯を動かさないための装置』です。


症例
☆ボタンで後方移動☆


☆上下側方拡大からブラケット☆




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