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顎関節症が起きる原因ついて知りたい方へ
顎関節症が起きる原因ついて
みなさんが持っている“顎関節症の要因”と“耐久力”は人それぞれ異なります
顎関節症になる要因は人によってさまざまですが、下記のような身体と心の問題がいくつも重なり その人が元々もっている耐久力の限界を超えると症状が出てしまいます。
- 精神的問題
- 悪い姿勢
- 歯ぎしり
- 悪い噛み合わせ
- その他
- 子どものころから噛み合わせが悪い
- 仕事の関係で立ちっぱなし
座りっぱなしが多いため姿勢が悪くなる - 学業や仕事の悩み、
人間関係などで精神的ストレスが大きい - ストレスや食いしばりのクセから
歯ぎしりに繋がる
こういった要因はみなさんそれぞれ違って当然ですが、
その人の耐久力の限界まで『要因の積み木』が積み上がっていなければ
顎関節症の症状として表れません。
※たとえば、歯並びや噛みあわせが悪い人であっても、姿勢が良く学校や職場で精神的なストレスを抱えていなければ
顎関節症の症状は表れないということです。
- 耐久力が弱い人は『積み木』1つひとつが小さくても症状が出やすい
- 耐久力は強いのに『積み木』それぞれが大きければ症状は出てしまう
- いつも耐久力ギリギリの所まで『積み木』が重なっていて
1~5いずれかの積み木が少し大きいものに変わっただけでも症状は出る
(逆に積み木の大きさを小さくできるような対処をしたなら症状が緩和する)
では、『要因の積み木』を点数で表してみると…
①+②+③+④+⑤<10点
(耐久力が10点の人の場合)
10点以下なら顎関節症は発症しませんが
10点を超えると発症します。
今まで9点の状態だった人が翌日に
10点を超えると発症するのです。
ずっと何も症状がなかったのに今日から痛くなったというのは
『要因の積み木』がご自身の耐久力を超えてしまったから。
耐久力が10点あり、要因ポイントが3点の人ならちょっとの事では発症しません。
しかし、耐久力が10点で要因ポイントが8点や9点の人はちょっとした事ですぐに発症します。
【要因ポイント】
- 精神的問題0
- 悪い姿勢3
- 歯ぎしり3
- 悪い噛み合わせ2
- その他1
↓
【要因ポイント】
- 精神的問題3
- 悪い姿勢3
- 歯ぎしり5
- 悪い噛み合わせ2
- その他1
今まで要因ポイント9点だった人が会社で色々とトラブルがあり精神的に追いつめられるなどして
「1.精神的問題」や「3.歯ぎしり」のポイントが突然UPしたとしましょう。
すると、合計点数が一気に14点となるため耐久力の10点を超えてしまい
口が開かなくなったり、頭痛が生じる、肩が凝るなど異常な状態になります。
顎関節症の原因は強い力で歯を食いしばるためだと考えています。
食いしばる要因は上記に書いてある1番から5番までのことです。
解っていてもどうしても食いしばる人が治療が困難になります。
こういう人は一番治りにくい人です。
最近では口の中の緊張をやわらげるマッサージをすると食いしばりがだんだんなくなっていきます。
また、過度の精神的苦痛を味わった時や仕事を変えた時に大きなストレスがかかり
そのことが原因で食いしばりがひどくなると顎関節症になりやすいということがわかっています。
顎関節症の症状の中には、とてもつらいものもありますが
症状が出る=『身体や心のバランスがおかしい』というあなた自身からのサインです。
そんなときは緊張でこわばった心身をいたわりつつ、身体のクセ・心のクセに気付くこと。
そして、できるだけストレスを溜めない生活について意識していきましょう。
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